西宮市河原町で不動産売却・購入をお考えの方は、株式会社Fineblue
2021/06/26
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河原町 【名前の由来】
廣田神社への参道は、どうして真南の神垣町を通らず東へ寄って柳本町側にあるのでしょう?実は、廣田神社は、昔から今の廣田山に位置していたのではなく、もっと北東にあって、御手洗川(みたらしがわ)に接していたからです。御手洗川(みたらしがわ)は、東川の上流に付いている名前ですが、御手洗とは、本来、神社の参拝人が手を清める場所を指す普通名詞。まさしく、廣田神社の傍らを流れる川に相応しい名前です。
ところが、この御手洗川(みたらしがわ)は、普段は、水量も少なく、小さいのにカーブが多く、また、すぐ近くの北山に水源がある為に大昔からしばしば氾濫しました。その為、ついに1726年、廣田神社は、現在の位置に場所を変えたのでした。
御手洗川(みたらしがわ)の両側は、今でこそ近代的な護岸工事がされていますが、それまでは、川の氾濫時、溢れる水を受け留めて、川の一部となってしまう様な河原、氾濫原が周辺には、何か所もありました。西国街道は、その一つ中村の氾濫原を突っ切り、御手洗川(みたらしがわ)を渡って延びていたのですが、その河原が中河原と呼ばれていました。この字名が基になって、昭和13年、新たに河原町という町名が誕生したのです。
中村にあった氾濫原→中河原→河原町
現在、河原町のほとんどを占めるのが中央運動公園です。広々とした空間は、緑に包まれ、木製遊具や雲梯のある広場には、いつも市民の姿が絶えません。普段は、近隣の学校の練習や大きな大会に利用されています。
まとめ
河原町は、中村にある御手洗川(東川)の氾濫原を中河原と呼んだのが始まり。